(c)東海テレビ放送
名古屋のベッドタウン、高蔵寺ニュータウンに90歳と87歳の老夫婦が暮らしている。
津端修一さんは建築家で、奥さんの英子さんは料理上手。敷地に雑木林を作り、野菜や果物を育てている。
1960年伊勢湾台風の高台移転として、日本住宅公団のエースだった修一さんが、高蔵寺ニュータウンの設計を任された。
雑木林を風の通り道にし、元の土地の記憶を残そうとした理想の街づくりだった。しかし時代は経済優先、詰め込み型の集合住宅化へと変更。
大きな挫折だったが、それでもこの町に住み続けて50年がたった。小さな苗木は雑木林に成長し、畑では100種類もの野菜や果実が育つ。英子さんは、畑でとれた作物で修一さんに手料理をふるまう日々。
彼女は言う、「食は命」と。2人の家は30畳一間の丸太小屋。その暮らしはまるで現代の桃源郷のよう。2人は言う「年を重ねるごとに美しくなる人生にしたい」と。スローライフというとちょっと軽いし、半自給自足というと何だか泥臭い…。えも言われぬ夫婦の暮らしを追って“人生のものがたり”を描いた。
本作は東海テレビドキュメンタリー劇場第10弾。ナレーションをつとめるのは女優・樹木希林。
ふたりの来し方と暮らしから、この国がある時代に諦めてしまった本当の豊かさへの深い思索の旅が、ゆっくりとはじまります。
開催日時 |
平成30年7月21日(土) 開演14:00 / 開場13:30 |
---|---|
会場 | 碧南市芸術文化ホール シアターサウス |
チケット (税込価格) |
【全席指定】 |
チケット発売日 |
○一般発売:5月12日(土)9:00~ |
問合せ |
碧南市芸術文化ホール指定管理者 エリアワングループ |
主催・共催 | 主催:碧南市芸術文化ホール指定管理者 エリアワングループ 共催:碧南市・碧南市教育委員会 |